長徳寺
社寺・仏閣
長徳寺は、大島のバス停「上大島」より南へ300mにある曹洞宗の寺院です。
『風土記稿』によれば、功雲寺(津久井町)の末寺で、山号を大瀧山といい、釈迦如来を本尊としています。
開基は鳳山良長〔永禄3年(1560)没〕、開山は州山洞益〔慶長4年(1599)没〕とされています。
伝承では、鳳山良長はもともと武士で、いつの頃にか起きた合戦で多くの部下を亡くしたため相模川の崖下に小さな堂を建て、自らが出家してその霊を弔ったといわれています。その後、崖崩れのために小堂は倒壊し、そこで現在地に再建したものだといわれています。以前は山門の脇に観音堂があり、武相観音札所26番として参拝の人々で賑わいました。また、江戸時代には寺子屋も開かれ、地域の児童の教育に貢献しています。
境内の鐘楼の脇には特徴的な文字で刻まれた名号塔があります。これは一般的に徳本念仏塔と呼ばれるもので、文政2年(1819)に講中によって建てられたものです。