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勝坂有鹿谷祭祀遺跡出土の祭祀遺物

文化遺産

 この祭祀遺物は、昭和30年頃に勝坂遺跡下段部の湧水が流れる有鹿谷付近で、土地所有者による水田改良の際に発見された遺物である。
 遺物は、銅鏡7点、子持勾玉1点、菅玉1点、石製玉類112点、石製祭具(鏡形、勾玉形、剣形等)104点、石製有孔円板65点、土師器6点、玉石8点である。遺物の年代は5世紀前半から7世紀前半と考えられ、ひとつの祭祀遺跡から発見された祭祀遺物としては、種類・量ともに極めて豊富である。また、市内には同時期の遺跡は少なく、勝坂遺跡が市内唯一の祭祀遺跡であることから、この祭祀遺物は相模原地域周辺の古墳時代における祭祀の様相及び変遷を示す重要な資料である。
 遺物発見地のそばには現在でも有鹿神社の小祠が祀られ、小祠付近から湧き出る豊富な湧水が鳩川に注いでいる。この湧水は、海老名の水田を潤おす水源としても崇拝されており、海老名の有鹿神社関係者による神事「水引祭り(水もらい神事)」が現在も行われている。
 これらの祭祀遺物の一部は、市立博物館で展示公開されている。
 *出土品内訳:別添のとおり

項目 内容
国 県 市
指定登録 指-51
種別 有形文化財
区分 考古資料
数量 304
指定年月日 H25.4.1